丹沢トレッキングクラブ

丹沢トレッキングクラブ”Tanzawa Trekking Club;TTC”は神奈川県厚木市を本拠地とし、神奈川県央地区の山好き成年男女が集う地域山岳同好会です。

◆北ア鷲羽岳・水晶岳・雲の平山行(2015.8.8(土)-12(水);4泊5日)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

◆北ア鷲羽岳・水晶岳・雲の平山行(2015.8.8(土)-12(水);4泊5日)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

写真アルバム 山行記録 山行計画書

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2015.8.8(土)未明、メンバ7名が2台のマイカ-に分乗して厚木市を出発。中央高速道松本IC~安房トンネル~平湯を経由して、約5時間を要して登山口となる岐阜県新穂高温泉に到着。蒲田川左俣林道から小池新道を約6時間歩いて、槍・穂高岳の展望台として知られる標高2285mの鏡平山荘に宿泊。2日目は、弓折岳コルからお花畑が続く尾根を槍・穂の大展望を楽しみながら、双六小屋に至り、北アの中心部に位置する双六岳~三俣蓮華岳の頂上稜線から、名だたる名峰の数々を望み、360度の大展望をほしいままにしながら、三俣山荘に宿泊。翌日は本山行のハイライト。眼前に聳えたつ鷲羽岳から、ワリモ岳を経て水晶岳へと2つの日本百名山の頂を踏み、岩苔乗越まで戻って、祖父岳から雲の平に降り立ち、3泊目の山小屋「雲の平山荘」に宿泊。今日は本山行での最長となる行動時間9時間強のロングトレイルであったが、終日大展望とともに、やや高度感がある変化に富んだ岩稜歩き、咲き競う高山の花々を愛でながらと、疲れを感じる暇もなく、目いっぱい楽しんだ。4日目は雲の平に点在するアラスカ庭園やスイス庭園を散策し、日本庭園から黒部川源流に下り立ってから三俣山荘まで登り返し、三俣蓮華岳~双六岳の東側斜面に広がるお花畑の中に続くトラバ-ス道をフラワ-トレッキングしながら最後の宿となる「双六小屋」に戻った。最終日は、往路と同じコ-スを車を留め置いた新穂高温泉に戻り、北アルプス最深部の百名山2座と雲の平を巡る4泊5日の山旅を満足のうちに終えた。5日の行程のうち、後半2日は、曇りがちであったが、全体に好天に恵まれ、計画に盛り込まれていたすべてのイベントを滞りなくこなし、充実感・達成感満点で、本ビッグ山行を終了することができた。
かつて、当クラブで北ア最深部の三俣蓮華岳や鷲羽岳等を訪れる際は、裏銀座コ-スの登山口となるブナタテ尾根や、富山県側の折立から入山して、槍ヶ岳や笠ヶ岳に縦走するという、かなりの体力と時間のいる健脚コ-スを採っていた。しかし、近年安房トンネルが開通して、首都圏からの飛騨側へのアプロ-チが格段に良くなってからは、新穂高温泉側から入山する今回のコ-スが当クラブの定番コースの一つとなり、これまで4~5回実施されてきた。天候が崩れても、三俣山荘付近までであれば、その日のうちに新穂高温泉まで下山できる等、悪天候時の安全退避行動が容易で、経験の浅いメンバが一緒であっても、安心安全に登山ができるので北ア中級コースとして有難い存在である。

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