丹沢トレッキングクラブ

丹沢トレッキングクラブ”Tanzawa Trekking Club;TTC”は神奈川県厚木市を本拠地とし、神奈川県央地区の山好き成年男女が集う地域山岳同好会です。

◆南会津駒止湿原・高清水ヒメサユリ自生地/帝釈山・田代山フラワ-トレッキング(2015.6.21(日)-22(月);1泊2日)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

◆南会津駒止湿原・高清水ヒメサユリ自生地/帝釈山・田代山フラワ-トレッキング(2015.6.21(日)-22(月);1泊2日)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

写真アルバム 山行記録 山行計画書

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2015.6.21(日)朝、日中雨の予報に中、メンバ11名がハイエ-スに乗車して厚木市を出発。東名高速、首都高速を通過し、東北道西那須野塩原ICから南会津町に入ると、天気予報は見事に外れ、青空も広がるハイキング日和。今回の山行は、初日は花々が一斉に咲き始めた南会津最大の駒止湿原をウォ-キングしたのち、見頃を迎えた始めた日本最大のヒメサユリ自生地「高清水自然公園」にヒメサユリを訪ね、その晩は桧枝岐温泉と郷土料理のグルメを楽しみ、翌日は、一属一種の日本固有の希少種「オサバグサ」を訪ねて、帝釈山系の盟主「帝釈山(2060m)」に登り、更に足を延ばして、花の百名山「田代山(1971m)」の頂上湿原に咲き始めた花々を愛でるという花尽くし、温泉・グルメの旅を堪能することだ。最初の訪問地「駒止湿原」では、一面埋め尽くすほどのワタスゲの穂が風に揺れ、豪華な白花を群生させるコバイケイソウに圧倒され、鮮やかなオレンジ色のレンゲツツジの花が彩りを添える中、約1.5時間のウォ-クングを楽しんだ。次に訪れた高清水ヒメサユリ自生地では、昨日ヒメサユリ祭のイベントが済んで、標高約950mの広大な谷間の草原に見頃を迎えつつある100万株のヒメサユリの優雅な花々を堪能。最後は車を1時間走らせ、桧枝岐村のほぼ中心に位置する裁ちソバの老舗「まる屋」が経営する客室5部屋の小さな旅館「丸屋旅館」に落ち着き、極上の温泉に浸かり、桧枝岐の郷土料理「山人(ヤモ-ド)料理」のフルコ-スを堪能。翌朝は早い登山の出発に間に合うよう朝食のサ-ビスをしていただくなど、心のこもった数々のおもてなしにお礼を申し上げて、2日目の登山に出発。舟岐川林道を約15km車を走らせ、帝釈山の登山口となる標高1790mの馬坂峠に車を留め置き、一登りで2百名山帝釈山頂上へ。さらに、清楚な白花を咲かせるオサバグサが群生する樹林帯の尾根を1.5時間辿ると田代山湿原の一角に飛び出した。咲き始めたばかりのワタスゲやチングルマ、コイワカガミ、ヒメシャクナゲ、タテヤマリンドウ等の花々を愛でながら標高1900m超の高層湿原を一周してから、ドライバが待つ馬坂峠まで戻り、歩行時間5.5時間/行動時間7時間のハイキングを終了し、9:00pm前に厚木に帰着した。梅雨真っ最中であったが、雨に降られることなく、花々とグルメと温泉を存分に満喫することができた。

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