丹沢トレッキングクラブ

丹沢トレッキングクラブ”Tanzawa Trekking Club;TTC”は神奈川県厚木市を本拠地とし、神奈川県央地区の山好き成年男女が集う地域山岳同好会です。

◆愛鷹山塊越前岳新年山行(2016.1.09(土);日帰り)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

◆愛鷹山塊越前岳新年山行(2016.1.09(土);日帰り)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

写真アルバム   山行記録 山行計画書

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TTC恒例の新春初登山は、富士山近郊の山に新雪を踏んで登り、新たな気持ちで霊峰富士を拝し、安全登山と健やかな1年であるよう祈願すること。下山後にささやかな新年の宴を催して、今年の抱負などを語り合って、メンバ間の親睦を図ること。そして、今年の新春登山に選ばれ山は、愛鷹山塊の最高峰1504m越前岳である。
2016.1.9(土)朝、マイクロバスにメンバ14名が乗車。厚木ICから東名高速道を裾野ICまで順調に走り、R469号線須山愛鷹登山口を左折して、大沢林道に乗り入れ、約1.2km先の山神社駐車場に、厚木を出発して1時間少々で到着。準備体操をいつもより入念に済ませてから登山開始。約50分を要して稜線に登り着き、傾斜が緩くなった稜線を越前岳頂上に向かって、さらに35分進むと、富士山の展望台「富士見台」に到着。冬晴れの青空をバックに、富士山の裾野から頂上まで、その偉大な姿に対面できると期待していたが、すでに山頂部を残して、雲に包まれてしまっていた。ここからさらに1時間15分を要して、11:00amに越前岳頂上に登りついた時には、すでに富士山は雲に隠れて姿をせず、代わりに南アルプスの銀嶺が雲間から姿を見せていたことが、せめてもの慰めだった。頂上で急いで昼食を済ませ、早々に北斜面を十里木に下山した。この時期の越前岳には、例年、数10cmの積雪があり、それなりの雪山登山が楽しめるはずだったのだが、暖冬の今冬、越前岳に雪はなく、富士山の雪化粧も申し訳程度に少ない。また、今日のような冬晴れの好天の日であっても、気温が上昇する日中になると、北西から吹き付ける季節風が、富士山に行く手を遮られて上昇気流となり、やがて、富士山の風下にあたる須走や表富士側に大量の雲を発生させて、富士山を雲に隠してしまうことが多い。この時期、秀麗な富士山を眺めるには、やはり風上の山梨側から眺める方が良いようだ。帰路、御胎内温泉に立ち寄って、冷えた身体を十分温めてから帰路に着いた。厚木に帰着後、新年会に駆け付けたメンバを加えた総勢17名のメンバで、新年会を催した。

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