丹沢トレッキングクラブ

丹沢トレッキングクラブ”Tanzawa Trekking Club;TTC”は神奈川県厚木市を本拠地とし、神奈川県央地区の山好き成年男女が集う地域山岳同好会です。

◆西丹沢大室山・加入道山山行(2015.5.09(土);日帰り)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

◆西丹沢大室山・加入道山山行(2015.5.09(土);日帰り)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

写真アルバム 山行記録 山行計画書

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2015.5.9(土)朝、メンバ9名がハイエ-スに乗車して厚木市を出発。路線バス終点にある西丹沢自然教室でトイレをお借りした。生憎の小雨模様のため、ここでレインウェアのボトムズを着用した。この先の白石林道ゲ-ト手前の用木沢出合(標高610m)に車を留め置き、用木沢コースから犬越路を経て、西丹沢の雄峰標高1588mの大室山に向かった。沢沿いにつけられ登山道の丸木橋を何度も渡り、河原を歩き、やがて水流が細くなって、急な登りを一頑張りすると、約1時間半で犬越路(標高1060m)に到着。ここから大室山頂上へは、西丹沢有数のブナの原生林が続く丹沢主稜を標高差520m登り切らなければならない。本日一番の頑張りどころだ。ブナの新芽、所々咲き始めたシロヤシオやトウゴクミツバツツジの花々を愛でながら、1時間50分要して頂上に到着。昼食は、頂上から10分ほど戻った休憩卓のある西の肩で済ませた。ここからは、思いの外アップダウンがきつい甲相国境尾根を加入道山・白石峠へと辿り、標高差約400mの急坂を白石沢に下り、あとは沢沿いのコ-スを名瀑白石の滝等を見ながら、ゆっくり時間をかけて下り、車の待つ用木沢出合に戻った。本日のコ-スは、累積標高差1100m超の西丹沢を代表する健脚コ-ス。朝ひと降りした雨も上がり、以後は曇天とまずまずの天候。新緑に染まり始めた西丹沢の約8時間半の静かな稜線歩きを堪能して、帰途についた。
西丹沢ビジタセンタ-の話によると、このゴールデンウイ-ク中に西丹沢山域で発生した山岳遭難事故は5件で、死者1名も出たという。一般登山コ-スであっても、道迷い、転倒、滑転落等の事故が発生がしやすい山域。普段から安全登山最優先で活動しているTTCではあるが、更に心を引き締めて安全登山に徹しなければと心を新たにした。

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