丹沢トレッキングクラブ

丹沢トレッキングクラブ”Tanzawa Trekking Club;TTC”は神奈川県厚木市を本拠地とし、神奈川県央地区の山好き成年男女が集う地域山岳同好会です。

◆越後駒ヶ岳山行(2016.9.17(土)-18(日);1泊2日)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

◆越後駒ヶ岳山行(2016.9.17(土)-18(日);1泊2日)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

写真アルバム 山行記録 山行計画書

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2016.9.17(土)早朝、メンバ12名がマイカ2台に分乗して厚木市を出発。圏央道・関越道を走り、小出ICから国道352号線に入り、4時間余を要して、駒ヶ岳の登山口となる枝折峠に到着した。このところ、日本列島に秋雨前線が張り付き、太陽が顔を出す日がほとんどなく、悪天候が続く日々。今日は何とか持ちそうだが、明日は降雨必至の天気予報の中で実施を決断した。当初計画では、今日は駒の小屋に宿泊し、明朝駒ヶ岳頂上を踏んでから、駒ノ湯に下山する予定だったが、この悪天候に対応するため、今日のうちに駒ヶ岳頂上を往復して、駒の小屋に宿泊。明朝出来るだけ早い時間に小屋を出発し、枝折峠にピストンで戻る計画に変更することにした。枝折峠から小倉山までは小さなアップダウンを繰り返しながら、約3時間の緩い登りが続き、この先の百草ノ池までは、やや傾斜がきつくなるものの、登山道に木道が敷かれ、楽に歩くことができた。この先急に傾斜がきつくなった登山道は、時折雲間から垣間見える前駒のピ-クを越え、駒の小屋、越後駒ヶ岳山頂へと続いているが、この辺りにも真新しい木道が敷かれ、歩きやすいように登山道がきれいに整備されていた。木道に設置されている銘板を見ると、平成22年~平成25年とあり、これらの木道の大半は最近数年の間に整備されたようだ。ガイドブック等に記載されている枝折峠から駒の小屋までの標準的な歩行時間は、5時間50分程度となっているが、今回はそれより大幅に少ない4時間4分(行動時間4時間45分)であっけなく駒の小屋に到着できた。ちなみに、木道が整備される以前(2003年7月)の当クラブの歩行時間の実績値は4時間54分であることから、木道の整備によって、楽に登山できるようになったことは間違いなく、実にありがたい。この日のうちに越後三山の盟主「越後駒ヶ岳」頂上を踏んだが、期待していた大展望が得られなかったのは残念だった。この夜、定員40名の山小屋に泊まったのは、我々12名の他に5名のみで、ゆったり休むことができた。翌早朝、強風雨が間断なく続いていたのに、出発直前にピタリと止み、快調に下山にかかることができたが、百草の池付近まで下山したところで、雨が降り出し、それ以降ゴ-ルの枝折峠まで止むことはなかった。
越後駒ヶ岳の山開きは、毎年6月第4日曜日に行われる。我々は、昨年のこの日に登山計画を立てたが、雨天で中止に。今年こそはと、山開きの日に再度計画したが、やはり雨天中止。9月のこの時期に3度目の正直と、再々度チャレンジしたが、長引く秋雨前線に掴まり、雨模様の中での登山になってしまったのは残念だった。

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