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乗鞍岳位ヶ原紅葉トレッキング 2017.9.30(土)-10.01(日);1泊2日 |
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初日は乗鞍高原三滝巡り、2日目は乗鞍岳位ヶ原付近の紅葉と大展望を楽しむ |
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9/30(土) 最初に訪れた標高1840mにある三本滝。小大野川の3本の本支流が落差50〜60mの滝となって1箇所に流れ落ちる珍しい滝で、日本の滝百選にも選ばれている名瀑。右は水量豊富な右側の滝。左は赤い岩壁を一気に流れ落ちる正面の滝。 |
標高1500m付近にある善五郎滝。落差20m、幅約8mと乗鞍三滝の中で一番小さいが、水量が多く、観瀑台に立つと、大量のマイナスイオンと水しぶきを浴び、迫力満点である。 |
小大野川の一番下流(標高1240m)にある番所大滝は帰りがけに立ち寄った。落差40m、幅15mを一気に流れ落ち、水量、規模ともに、乗鞍高原最大規模の名瀑として知られている。 |
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三本滝滝下下の滝音が響き渡り、木漏れ日射す河原で、ランチタイム。滝と森林が発するマイナスイオンをたっぷり浴びて、山仲間と語らいながら頂く昼食の味は格別だ。 |
休暇村「乗鞍高原」裏手の標高1580mの溶岩台地の原生林の中にある小さな池「牛留池」は有数の乗鞍岳のビュ−ポイント。乗鞍岳の全景と水面に映る「逆さ乗鞍岳」が美しい。 |
乗鞍高原バスセンタ−近くの旅館に宿泊した。夕食に飛騨牛のしゃぶしゃぶ、岩魚の塩焼、信州サ−モンのお造り、松茸の吸い物等が並び全員満腹満足した。源泉掛け流しの濁り湯の温泉に6度も入浴したメンバも。 |
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10/01(日)快晴の朝、乗鞍岳に向かうシャトルバスの発着所から、朝日を浴びて3つの山塊に分れて輝く乗鞍連峰が望めた。中央は主峰剣ヶ峯(3026m)、右は畳平がある摩利支天岳(2872m)・富士見岳(2817m)、左は高天ヶ原(2829m)。 |
乗鞍岳紅葉トレキングのスタ−トは、標高2614mの肩の小屋登山口。今秋すでに3日ほど零下の気温に見舞われ、真っ赤に色づいたナナカマドの葉先が少少々縮れてしまった。大雪渓の雪はこの時期になっても、長さ50m/幅200mほどに細って、かろうじて残っていた。 |
位ヶ原に通じる登山道の傍らには、往時の山岳信仰の旧跡「宝徳霊神」の風化した石像が見られる。 |
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標高2500m付近のこの辺りには、緑のハイマツと真っ赤に色づいたナナカマドの低潅木の他、夏には色とりどりの花を咲かせていたお花畑が草紅葉に変わって、秋の彩りを添えている。 |
盛夏には白い可憐な花を咲かせるチングルマの群生も、この時期綿毛の穂を残し、葉を赤く染めて、乗鞍岳の秋に懸命に彩りを添えている。 |
ナナカマドの赤色、ダケカンバの黄色、ハイマツの緑に彩られた尾根の先に、岳沢を抱いた穂高連峰とその左奧には、槍ヶ岳の鋭峰が至近の距離で迫る景色は迫力満点。 |
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宝徳霊神下付近で見つけた見事に紅葉したナナカマドの大樹と乗鞍岳主峰剣ヶ峯(左側)の東斜面。右側にわずかに残る乗鞍岳大雪渓では、スキ−を楽しむ人の姿が見られた。 |
屋根板の坂上の展望台に立つと、眼下に黄色と赤に染まる紅葉の大海原が広がり、その壮大で美しい景観に思わず歓声が挙がる。 |
乗鞍岳の北に連なる標高2500m級の硫黄岳〜十石山の南東斜面に広がる全山錦織なす紅葉のスケ−ルの大きい大景観に酔いしれた。 |
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紅葉の樹林の中で、持参の食材で作ったラ−メンをメンバ全員で美味しくいただく。食後に淹れたコ−ヒ−も抜群の味だった。 |
冷泉小屋か摩利支天のバス停まで歩く予定であったが、この日の午後の下りのバスに途中乗車するのは難しいとのバス会社のアドバイスを受けて、位ヶ原山荘前から一端バスで畳平に登り、ここから始発の下りバスに乗り継いで乗鞍高原に無事下山ができた。 |
乗鞍岳エコ−ラインを行くシャトルバスの車窓から眺めた高天ヶ原南斜面に広がる紅葉の大景観。先ほど眺めながら、下山してきた十石山南東斜面を彩る紅葉の大景観に勝るとも劣らない景観に出会い、畳平行の上りバスにもう一度乗って得した気分になった。 |
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