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ゆった〜り山行 「神武寺・二子山ハイキング」 2019.5.06 日帰り |
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9:30am京急神武寺駅前に7名が集合。ストレッチ体操を済ませ、裏参道コ−スから神武寺に向かう。 |
神武寺駅から一般道を20分歩いた先に、逗子老人ホ−ムせせらぎがあり、沢山の鯉のぼりが泳いでいた。神武寺への裏参道はここから始まる。 |
緑豊かな深い森の中に続く裏参道を25分ほど登ると神武寺総門に登りつく。途中、凝灰岩の崖にイワタバコの群生があるとの情報を得て、登山道を外れた場所まで探したが見つけられなかった。盗掘が多いとも聞いていたので、無くなってしまったのかも? |
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逗子八景の一つに選ばれている「神武寺の晩鐘」。鐘撞堂の建物は1859年に建立された。1623年に鋳造された鐘は戦中に供出され、現在の鐘は昭和25年に再鋳造されたものだという。 |
六地蔵の石仏に手を合わせて石段を登ると、左甚五郎作と伝えられる楼門(1761年建立)を潜ぐる。阿吽の仁王像と、色鮮やかな四神像の天井画が出迎えてくれた。 |
1598年建立の天台宗医王山神武寺薬師堂。桓武天皇の命により行基によって724年に創建された、鎌倉最古の杉本寺に並ぶ湘南きっての古刹。本尊の薬師三像は33年毎開帳の秘仏だが、毎年 12/13の午前中に煤払いのため開扉されるという。 |
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境内に高く聳え立つ樹齢400年の巨木・かなわの名木100選「なんじゃもんじゃの木」。この木に咲く純白の花を愛でるのが主目的て訪ねたのに、花は一輪も見当たらず全員落胆して、これはナンジャモンジャ! |
海底隆起で露出した凝灰岩地層の神武寺付近の森は湿気が多く、「岩隙植物群落」と呼ばれるコモチシダ、イワトラノオ、ミソデウラボシ等、神武寺固有のシダ類が群生していると言うが、現物と名前が一致して覚えられたのはこの両面シダのみだった。 |
シダと同じ環境に群生するというイワタバコ。神武寺庫裏入口の切り通しの岩壁にイワタバコの若葉が沢山見られた。蕾はないかと目を凝らして観察したが、一つも発見できなかった。可愛い紫色の花が咲くのは、あと2−3週間あとのようだ。 |
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気を取り直して、表参道を東逗子に下山し、沼間小学校脇の登山口から二子山頂上に向かう。緑濃い気持ちよいトレイルだが、今朝までの雨で水たまりとツルツルすべすべの登山道に悪戦苦闘すること80分で、二子山の最高地点に到着し、遅めのランチ。 |
標高208mの逗子・葉山の最高峰「二子山山頂」には、大きな無線中継所と展望台がある。展望台に上ると、三浦半島に広がる緑の山並みの中に、先ほど辿った神武寺の峰やロッグクライミングの聖地鷹巣山の先に東京湾、振り返れば相模湾が見渡せる。 |
今日は曇天の霞空で遠方の眺望は今ひとつだったが、それでも東北方向には横浜ランドマ−クタワ−が、そしてその右側には、東京スカイツリ−が霞んで見えた。 |
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今回愛でたかったナンジャモンジャの花=正式和名:ヒトツバタゴは実はこの花でした 2019.4.28 東京都調布市深大寺境内で撮影。対馬鰐浦には3000本の大群生地(天然記念物)があるという。 |
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下山はコ−スを北西にとり、急な長い階段を下って、南郷上の山公園に下山。公園の水道で、泥だらけの靴を洗い、一休みしてから、途中の地場産品直売所HAYAMAに立ち寄ってソフトクリ−ムを食べて元気を取り戻し、1時間歩いて、ゴ−ルのJR逗子駅に到着。ここで解散した。 |
なんじゃもんじゃの木とは、見慣れない立派な樹木、怪木、珍木に付けられた愛称であると観念的には理解していたが、ナンジャモンジャの木と言えば、ゴ−ルデンウイ−ク頃、純白の4弁の花を満載させるヒトツバタゴのことであると思い違いをしていた。神武寺のナンジャモンジャは6−7月に白い小花を咲かせるホルトノキ(ポルトガルの木の意)だった。よく調べて見ると、神奈川には他にヒトツバタゴ以外のナンジャノンジャの木が2箇所もあった(横浜市戸塚区長光寺のクロガネモチと大和市深見神社のハルニレ)。ホルトノキもポルトガルから移植された木ではなく、千葉県以西の海岸地域に自生する常緑高木で、大磯町や小田原城山に巨木が存在することが確認されており、珍しい木とはいえない。立案者&CLの浅薄な知識のせいでメンバに大いに迷惑をかけてしまった。反省! |
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