武尊沢
8月13日 やっと晴れた。1泊2日を日帰りに変更して武尊沢から山頂の武尊山に行ってきました。
12日土曜は畑仕事や太極拳などで汗を流し夜の7時に家を出た。
今夜の宿は湯檜曽駅、改装前の駅は風情があったが、今はコンクリートの建物に変わってしまった。残念!
武尊岩魚を釣りつつ入渓して一泊の予定だったが今回は登山道の所から入渓。天気は曇り、暑い!涼を求め滝つぼに肩まで浸かる。すずしい!
渓相は明るく、滑の連続。水量は少なくしょぼい。滝のグレード、遡行距離、藪の深さから初心~中級者向き。
沢の中に天場は無い。雨が降れば直ぐに増水し危険な状態になる。ゴルジュ内での雨は致命的だ。天候セーフ!ゴルジュを抜けたらパラパラと雨が。吐く息が白くなってきた。10℃以下になってきた。今度は寒い。!
藪漕ぎ30分程で稜線に出た。山頂までは10分程で着く。景色はゼロ。今度は暑い。ころころ変わる天気に嫌気がさす。
下山途中の鎖場に大量の血が。まだ新しい。避難小屋を通り越すとヘリの音が近づいてきた。先ほどの避難小屋付近でホバリングしている。なにか引き上げているようだ。下からは県警の救助隊が来た。話によると鎖場で落石に遭い負傷し救助に来たそうだ。ヘリが救助したと判ると脱兎のごとく駆け下りていった。早い流石。山岳救助隊!
武尊沢遡行