新年を迎えて「TTCの現状と今後の課題」
新年あけましておめでとうございます。8/上に本サイトを立ち上げ、その後Contentsの掲載作業を継続的に行い、10/末にTTC新ホ-ムペ-ジとしてサ-ビスイン。11月末には旧サイトのContensを新サイトにすべて移行したうえ、12/20には無事に旧サイトをクロ-ズすることができました。これら一連の作業により、デザイン並びに機能を最新型に一新した本サイトに、TTCホ-ムペ-ジを統合して、リニュ-アルオ-プンする作業が無事完了したことをご報告いたします。本サイトが完成したことにより、TTCの対外的な広報手段として、またメンバへの広報ツ-ルとして、今後益々威力を発揮してくれるものと期待しております。
神奈川県央地区の山好き仲間33名が集まって1997年に結成した地域山岳同好会「丹沢トレッキングクラブ;TTC」は、お陰様をもちまして2014年3月をもって、創立満17年を迎えます。この間、山仲間同志の絆とメンバのwillを何よりも大切にした民主的クラブ運営を活動の基本としつつ、安全登山最優先を行動の基本指針とする山行活動を全国各地に展開してきました。この間、山中でメンバが骨折や怪我等の事故に遭うことは何度かありましたが、地元警察山岳救助隊や防災ヘリへの救助要請、山小屋関係者等に救助をお願いすることは一度もなく、すべてパ-ティメンバ全員の協力のもと自力で救助・下山することができました。山中での怪我等の事故を皆無にすることが理想ですが、実現することは難しいため、些細なアクシデントであっても、「ヒヤリ・ハット報告書」によってメンバ全員に周知、その是正措置とともに水平展開を図って、事故低減に努めております。また、クラブ創設以来、メンバ全員を対象に安全登山講座を年約8回開講し、安全登山に対する意識・知識・技術向上の努力を重ねており、これらの安全登山に関する一連の取り組みが良い成果を生み出していると確信しております。しかしながら、安全に対する取り組みに、これで十分ということはなく、「山では絶対遭難者を出さない」という強い決意のもと、さらに取り組みを強化して行きたいと考えております。
「TTCのよき伝統を後輩に引き継ごう!」というメンバ全員のコンセンサスのもと、新しい山仲間を受け入れるようになって約5年、現在56名の現役メンバを数えるまでになり、安全登山最優先のTTC spiritを受け継ぐ若手リ-ダ-が育ち、確実に世代交代が進んでいます。いっぽう、33名の創立時メンバのうち、現役メンバとして引き続き活動中のメンバは16名に減りましたが、2013年度に、これらベテランメンバを主対象とした「シニアメンバ制度」と、主としてシニアメンバが企画運営する「ゆった~り山行」を創設しました。これにより、若いメンバが企画運営する高度な登山活動から、70~80歳代のシニアメンバが、ご自身の体力やニ-ズに合った登山・ハイキング・ウォ-キング・温泉等を楽しむための山行まで、幅広いプランを実施できる制度を軌道に乗せることができました。これにより、生涯現役の登山愛好者として、TTCが理想に掲げる「自然を愛し、山を愛し、人を愛し、変わることない友情を育む」を、TTCメンバとともに具現できるシステムを整えることができたました。
TTCは、この1,2年の間に、多くの新メンバをお迎えしました。喜ばしい反面、メンバの顔と名前とが一致しない、登山経験の少ない新加入メンバに対する安全登山教育が追いつかない等の問題が顕在化しています。自己責任を基本とするTTCでは、どの山行に申し込むかは本人の裁量に任されていますが、経験の乏しい新加入メンバがいきなり高度な山行に参加して、危ない目に遭う事例も発生していることから、安全管理の観点から、山行レベルに応じた参加基準設定等について検討せざるを得ない状況です。また、初心者に対する安全登山教育をシステマティックに実施するための体制構築も急務です。また、計画準備段階、実施段階、山行記録作成の各段階におけるリ-ダ-、サブリ-ダ-、班長等パ-ティスタッフの任務とその役割分担についても、もう一度明確に定義づけしたうえで、それを確実に実行する体制を再構築することも重要です。山行リ-ダ-の世代交代は順調に進んでいますが、地域山岳同好会としてうまく機能させ、活動を持続的に維持・発展させるためには、クラブ運営に関わる各種役割のうち、高度なスキルが必要だったり、相当のリソ-スを必要とする役割を担う執行メンバ(世話人)が必須ですが、このキィ-パ-ソンとなるべき人材の世代交代がなかなか思うように進まないというジレンマも抱えています。
2014年は、上述した課題を一つづつ確実にクリア-しながら、メンバ-のニ-ズに沿った、より安全でより楽しい山行を全国各地に展開できるよう、世話人並びにメンバ全員が力を合わせ努力して行かなければなりません。安全・安心して山に登りたい、登山技術を学びたい、信頼できる山仲間を探している等、地域山岳同好会に対するニ-ズは相当高いものがあります。このような山仲間を温かく迎え入れながら、次世代に確実にバトンタッチしてゆくことが、地域山岳同好会TTCに課された社会的使命であると考えます。【2014.1.01 サイト管理者ym】