丹沢トレッキングクラブ

丹沢トレッキングクラブ”Tanzawa Trekking Club;TTC”は神奈川県厚木市を本拠地とし、神奈川県央地区の山好き成年男女が集う地域山岳同好会です。

◆中ア木曽駒ヶ岳・空木岳山行(2014.9.13(土)~15(月);2泊3日)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

◆中ア木曽駒ヶ岳・空木岳山行(2014.9.13(土)~15(月);2泊3日)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

 写真アルバム 山行記録  山行計画書

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2014.9.13(土)未明の3:55AM、メンバ10名にてハイエ-スに乗車して厚木市を出発。4時間少々で駒ケ根市菅ノ台に到着。バスとロ-プウェイを乗りついで千畳敷に10:00AM到着。紅葉が始まった千畳敷カ-ルを乗越浄土に登り、中央アルプスの盟主「木曽駒ヶ岳」の頂上に立った。その日は宝剣山荘に宿泊予定だったが、宿泊客が多く、寝室は隣の天狗山荘の建物に。
2日目は本山行のハイライト「木曽殿山荘」までアップダウンが延々と続く岩稜縦走。早朝、宝剣岳の岩場を越え、島田娘ノ頭~濁沢大峰~檜尾岳~熊沢岳~東川岳~木曽殿山荘まで、約9時間の好展望の岩稜縦走を堪能した。3日目早朝、木曽殿山荘を出発し、憧れの「空木岳」の頂上を踏み、標高差約2000mの長大な池山尾根を下って、林道出会下の三本木地蔵からスタ-ト地点の菅ノ台までの歩けば約50分の道のりをタクシ-の世話になって戻った。3日間全行程の行動時間総計は20時間43分/歩行時間16時間27分であった。3日間ともまずまずの天候に恵まれ、百名山2座をつなぐ、紅葉に染まり始めた中央アルプスゴ-ルデンコ-スを十分に堪能できた。今年の夏山は全般に天候が悪かったせいか、南・北アルプスをはじめとする人気の登山コ-スは、3連休のこの期間中どこも登山者が多かったということであったが、中央アルプスのこのコ-スも登山者が多く、山小屋はいずれも満員であった。

当クラブメンバが本コ-スを縦走したのは18年前の1996年10月以来2度目。また、昨年9月には逆コ-スを無人小屋2泊(4人パ-ティ)で縦走した実績がある。18年前の15名パ-ティでの縦走では、3日間で行動時間23時間45分/歩行時間16時間31分を要したが、タクシ-利用による割愛分と伊那前岳立ち寄り分を引いて、今回と同じ歩行コ-ス分の行動時間は21時間55分/歩行時間は15時間16分。今回のほうが歩行時間は約70分余分にかかったが、行動時間のほうは逆に約70分少なかったことから、今回のほうが、休憩時間が2時間半ほど少なかったようだ。なお、本コ-スのガイドブック記載歩行時間は15時間40分。この時間と過去2回の本クラブ山行での歩行時間及び行動時間を比較すると、歩行時間比:0.97~1.05倍、行動時間/標準歩行時間:1.32~1.40倍となり、中高年主体のパ-ティとしては、まずまずの実績値を残したと言えよう。また、昨年9月の食糧・飲料水・テントを背負っての池山尾根から空木岳に登り、木曽駒ヶ岳、千畳敷までの2泊3日の縦走に行動時間24時間40分を要している。この約3~4時間の差異は、長大な池山尾根を重いザックを背負って登るに要した時間差によるところが大きい。

 

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