丹沢トレッキングクラブ

丹沢トレッキングクラブ”Tanzawa Trekking Club;TTC”は神奈川県厚木市を本拠地とし、神奈川県央地区の山好き成年男女が集う地域山岳同好会です。

活動

◆奥武蔵伊豆ヶ岳~子の権現山行(2014.4.26(土);日帰り)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

 写真アルバム  山行記録  山行計画書

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2014.4.26(土)朝、メンバ14名が正丸駅に集合。快晴のもと、伊豆ヶ岳~子の権現~吾野駅までの約7.5時間の新緑ハイキングを楽しんだ。まず、正丸駅前で、埼玉県危機管理防災部職員の方から、登山届の提出を求められるとともに、安全登山を呼びかけるパンフレットとエマ-ジェンシ-シ-ト、ホイッスル、LEDライトの安全登山グッズのプレゼントをいただいた。伊豆ヶ岳の鎖場(男坂)では、6名が鎖場に挑戦。残り8名は女坂を登った。伊豆ヶ岳山頂の満開の山桜樹の下で昼食をとったのち、いくつもの峰を越え、天目峠から子の権現を経て吾野駅に下山。足腰の守護として霊験あらたかな子の権現では、生涯現役で山登りが楽しめますよう全員で祈願した。なお、TTC主催山行として、当ハイキングコ-スを歩いたのは、2004年3月以来10年振りである。

◆大山三峰宝尾根~梅ノ木尾根山行(2014.4.12(土);日帰り)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

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2014.4.12(土)、好天のもと東丹沢有数の岩尾根の山「大山三峰(934m)」にメンバ8名で登った。登りに採ったル-トは、三峰山南のピ-ク「七沢山(910m)」に東側から突き上げる急峻な宝尾根を登り、下山は唐沢峠南の梅ノ木尾根を日向薬師に下山した。どちらも道標のないバリエ-ションル-トで、とくに、宝尾根ル-トは「東丹沢登山詳細地図」(2012.10吉備人出版発行)では、最難関のCランク(小径が分かり難く、ル-トファインデイングが必要な径)にランク付けされており、主稜線直下の登りは、やせ岩稜を3点支持で登る必要があることから、熟達者向けにランク分けされている。当クラブ主催山行で宝尾根を登るのは今回が初めてで、どんなルートかと期待に胸をわくわくさせながら登ったが、参加メンバはいずれも当クラブの精鋭達。期待したほどの難コ-スではなかったというのが大方の感想だった。早速、次回は宝尾根の南にあり、これより難度が高い「境界尾根ル-ト」を登りたいというリクウェストも出されたようだ。

◆鳶尾山花見山行(2014.4.7(月);日帰り)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

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2014年度opening eventは恒例のお花見山行。今年は、3年振りに地元厚木の「鳶尾山~八菅山~中津川カントリ-クラブ」ハイキングコースで開催した。実施日は4/6(日)とし、最終的に26名のメンバが手を挙げた。しかし、4/6は生憎大気が不安定で、午後から雷雨との天気予報。止む無く、翌日の4/7月曜日に順延したため、参加者が14名に減り、例年に比べ少し寂しいお花見山行になった。その代り、好天に恵まれ、満開の桜咲く鳶尾山頂上で、各自一品持ち寄りによる盛大な花見の宴になった。
TTC発足以来のメンバで82歳最年長のKさんが2013年度限りで、現役を引退された。そのKさんをお招きし、これまでお世話になった大先輩に感謝の気持ちを込めて、後輩から花束を贈呈。このハプニングにご本人はいたく感激されたようだ。

◆甲州茶臼山登山・山高神代桜・ほったらかし温泉(2014.4.8(火);日帰り)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

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2014年度「ゆった~り山行」のオ-プニングとして、4月8日、甲府盆地が桃の花で一面ピンク色に染まった景色を眺めるべく、メンバ10名にて標高948mの甲州茶臼山に向かった。今回の計画は、登山半分・観光半分である。釈迦堂遺跡博物館をスタ-トし、白銀の峰々を連ねる南アルプスや奥秩父の山々を眺め、開花し始めた桃畑の中を水分集落まで辿り、最後は赤松林の急勾配の登山道を登って、茶臼山頂上を往復した。2月中旬に降った大雪とその後の低温の影響で、例年に比べ桃の開花は遅れ気味。甲府盆地がピンクの絨毯になるには、あと1週間ほどかかりそうだ。そこで、少し足を延ばして、急遽日本三大桜「山高神代桜」見物に向かった。樹齢2000年強の我国最古のエドヒガンザクラはまだまだ元気に満開の花を咲かせていた。また、他の三大桜(根尾の薄墨桜、三春の滝桜)や身延山の枝垂桜の子桜達も逞しく成長し、それぞれ見事な花を咲かせていた。
桃花を求め、フル-ツラインをドライブし、笛吹川フル-ツ公園の上にあるほったらかし温泉に向かった。南斜面の日当たりのよい桃畑では、折からのぽかぽか陽気で一気に開花し、五・六分咲きの桃やほぼ満開のスモモの白花にもたくさん出会えた。〆はほったらかし温泉の露天風呂。富士山を仰ぎ見、わずかにピンク色に染まり出した甲府盆地を見下ろし、圧倒的な解放感と大展望を十二分に堪能して帰路についた。

◆鳶尾山(東丹沢仏果山・高取山代替え)山行(2014.2.22(土)日帰り)の山行写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

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2014年2月22日(土)、厚木市鳶尾天覧台公園登山口から、総勢28名にて鳶尾山に登り、頂上の陽だまりで、煮込みうどんを作り、うどんパ-ティを楽しみました。当初、本計画は当クラブの世話人・リーダ-として約10年間活躍いただいたH氏が退会されるに際し、送別山行として、「東丹沢仏果山・高取山」山域で実施する計画でしたが、直前の2度の大雪で、登山口の愛川ふれあいセンタ-にアクセスすることも困難なほどの積雪があり、そのまま実施することは難しいと判断し、急遽、行き先を鳶尾山に変更して実施したものです。降雪7日後の鳶尾山稜線にも、約20cmの積雪があり、好天のもと、スノ-ハイキングと鳶尾山頂上での賑やかなうどんパ-ティを楽しみました。稜線からは、東京スカイツリ-や横浜ランドマ-クタワ-もよく見渡せ、また、大量の雪を被った丹沢の山並みが賑やかにそろい踏みしておりました。

 

◆二宮吾妻山公園周辺ウォ-キング(2014.2.01(土);日帰り)の写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

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2014年2月01日(土)、天候:晴れ。メンバ18名がJR東海道線二宮駅北口に集合。標高136mの吾妻山展望台を中心に広がるかながわの公園50選の一つ「吾妻山公園」に向かう。約300段の石段をおおよそ30分かけて登ると、広大な芝生の広場と今を盛りに咲く菜の花畑の黄色い絨毯の先に、360度の大パノラマが広がる。南側には、相模湾の大海原の中に江の島と伊豆大島が浮かび、天城連峰が高みとなって南に伸びる伊豆半島が手に取るよう。西から北に目を転ずると、菜の花畑の先に、箱根山塊と丹沢の峰々が連なって見えた。大いに期待していた関東富士見百景の富士山の眺望は、よく目を凝らして眺めて、春霞の彼方にその存在を窺わせる程度に過ぎなかったのが残念でした。頂上からの景色を十分堪能し、周辺を一周しての所要時間2時間40分をもって、本日のウォ-キングは一応お開きとした。これだけでは、まだまだ歩き足りないというメンバ13名は、この後、大磯駅から湘南平に足を延ばした。

かながわ花の名所100選の吾妻山公園は、早春の菜の花にはじまり、春の桜、六月の紫陽花、秋のコスモスと、四季折々に咲く花々を愛でながら、360度の大展望が楽しめる、湘南の丘陵地に広がる自然豊かな自然公園。季節を変えて、また、ウォ-キングしたい場所の一つです。

◆御坂山塊竜ヶ岳山行(2014.1.25(土);日帰り)の山行写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

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2014.1.25(土)、メンバ16名にて、マイクロバスで本厚木を出発。新東名高速道新富士ICから国道139号線を北上し、静岡県と山梨県境の割石峠(標高978m)から静岡県側の東海道自然歩道を端足峠(標高1270m)に登り、主稜線を北東に進んで、標高1485mの竜ヶ岳頂上に登った。積雪は思ったほどはなく、アイゼンは下山時のみ使用した。頂上付近はすこぶる眺望がよく、眼前に大きく聳える富士山、西には白銀輝く南アルプスの峰々が連なり、その右手には奥秩父の盟主金峰山が見渡せた。帰路は山梨県側の本栖湖キャンプ場に下山し、約5時間半の雪山登山を楽しんだ。

当クラブ主催による竜ヶ岳登山は、竜ヶ岳に登山道が整備され、ダイヤモンド富士の初日の出が見られる山として話題になってすぐの2002年1月6日早朝に登って以来、2度目である。今では、すっかり人気の山になり、元日には、ダイヤモンド富士のご来光を拝みに、大勢の登山客が押し寄せるようだ。ちなみに、この山からダイヤモンド富士が見える時期は12月半ばから1月上旬で、富士山頂稜に太陽がかかってダイヤモンドのような光彩を放つのは午前7時40分頃。ビュ-ポイントは竜ヶ岳頂上から石仏間の富士山側が開けた稜線上である。

◆箱根金時山新年山行(2014.1.11(土);日帰り)の山行写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

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当クラブの新春初登山は、クラブ創設以来、正月第2土曜日に、富士山の眺望が優れた近郊の山に登って、神々しい富士山を仰ぎ見て、気分を一新しつつ、今年も元気で楽しく安全に山に登れますよう、霊峰に祈願するのが恒例になっています。今年は、総勢21名にて箱根金時山に登りました。コ-スは、神奈川県南足柄市地蔵堂登山口から、足柄山の金太郎が産湯に浸かったという伝説のある夕日の滝を経て、標高1213mの金時山頂上に登って、富士山の大展望を堪能してから、箱根仙石原に下山しました。前日に降った新雪を踏んでの約6時間のスノ-ハイキングを楽しみましたが、霊峰富士は、頂上付近が雲に隠れがちで、全容をなかなか拝ませてくれなかったのが残念でした。下山後、小田原にて新年の宴を盛大に催して、大いに親睦を深めあいました。

◆秩父武甲山忘年山行(2013.12.21(土)-22(日);1泊2日)の山行写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

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12/21(土)-22(日);1泊2日行程にて、秩父のシンボル武甲山に登山後、秩父市荒川花御堂の湯「浦山山荘」に1泊しての忘年会を開催。参加メンバ総勢25名は以下の3パ-ティに分かれて行動;(1)本隊19名は公共交通を利用し、横瀬駅から表登山口の生川までタクシ-を利用し、武甲山頂上を経て、浦山コ-スを橋立鍾乳洞まで下山し、浦山山荘送迎マイクロバスで宿泊先に。(2)先発隊4名はマイカ-で生川登山口までアプロ-チして、頂上をピストン登山。(3)荷物運搬隊2名はマイカ-で宿泊先に直行。実施3日前の12/19に南岸低気圧の通過に伴い、強力な寒気団が関東平野まで南下し、関東山間部に大雪を降らせるとの天気予報。リ-ダ-が12/19に秩父市役所や秩父警察署等に現地情報を得るべく電話をしたところ、低気圧が通過して、雪が止んだ12/20に、秩父市役所、秩父警察署、タクシ-会社、並びに宿泊先の浦山山荘から武甲山付近の道路状況とともに、武甲山頂上付近に約50cmの積雪が推測される等々、わざわざ情報提供のお電話をいただき、秩父市関係機関のご親切に只々感謝。12/21(土)快晴の絶好の登山日和のなか、雪の表登山口から6本爪アイゼンを装着して登山開始。途中での昼食時間を含め、約3時間半で武甲山頂上に到着。1940年頃から始まった大規模な石灰岩採掘で、本来の頂上を含む山体北側が無残にも削り取られ、頂上が32m低くなってしまった標高1304mの現在の武甲山頂上を経て、浦山口コ-スを下山。西側の急斜面には、地元事前情報通り50cmを越える積雪があり、今冬初となる新雪を踏んでの雪山登山を楽しんだ。そのため、下山に2時間50分を要し、計画より約30分遅れて、宿の送迎バスの待つ橋立鍾乳洞に薄暗くなった5:00pmに全員無事下山。その夜は、メンバ25名が浦山山荘に集まり、忘年の宴を盛大に催し、大いに親睦を深めあった。翌日、まだ秩父夜祭の余韻が残る秩父神社に参拝し、近くの秩父まつり会館を見学して帰途に就いた。

◆足和田山・紅葉台ハイキング(2013.12.7(土);日帰り)の山行写真アルバム、山行記録、山行計画書を掲載。

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2013年12月7日(土)、メンバ13名がマイクロバスにて厚木を出発。登山口となる河口湖南西岸の道の駅「かつやま」(旧勝山村小海)に向かう。今回は本コ-ス最東端の上記道の駅をスタ-トし、一湖台→天神社→段和山→足和田山(五湖台)→三湖台→紅葉台→紅葉台入口まで、尾根上に好展望の登山道が約8km続く、初冬の東海道自然歩道をハイキングしてきました。間近に偉大な富士山を仰ぎ見、その山麓に広がる富士の大樹海、西に白銀に輝く3000m峰が連なる南アルプス連峰、北西に精進湖、北に西湖、北東に河口湖と富士五湖を眼下に見下ろし、その上に連なる三ツ峠山から御坂山~黒岳~十二ヶ岳~鬼ヶ岳~王岳と続く御坂山塊を右手に、終始大展望を楽しみながらの約5.5時間のハイキングでした。下山後、山中湖近くの日帰り温泉「赤富士の湯」に立ち寄り、汗を流してから帰途につきました。